昨晩は「唯一の同性愛者仲間」(
こちらの記事にて登場。
2008年の自宅での忘年会に来て頂いたのも同一人物))と新年会で
フレンチを楽しむことに。
自分から誘ったものの、私も初めてのお店です。ええ、ネットで調べて評判良さげ、というだけで。
待ち合わせ→入店→あれ?
予約の電話応対が明るく垢抜けたイントネーションの方だったので、てっきりいまハヤリの移住組の若夫妻がフレンチのお店でも経営しているのかと思いこんでいたのですが(結構多いが90%はハズレとみてよろし) →あれえええ???
意外です。
オッサン2人経営の居酒屋風のお店
です。居酒屋風というのも意外ですが、オッサン2人という状況に多少面食らいます。
が、さらに→あれええええ????
私は入店直後からBGMのセンスから違和感を感じ得たのですが、ワインも入ってくだんの友人(カップル)が言い出すに、ね、あっちに飾ってある壁のイラスト、ちょっとアレじゃない?それに音楽も何だかソッチノリだよね・・・と。振り返って見るとああ・・・・・・・。細かく描き込まれた龍などに紛れて、なぜか毛深い裸の力士像。ナニコレ?初めての店なのに
ナニかに呼ばれたフンイキぷんぷん
憑いてるね、ノってるね。
なんだね?!
オッサン2人仲良し経営のお店を疑わしいデスネ、ソッチですね、コッチですね、とうそぶく私たちの
どこが不自然だというのです?!
と、まあ、からかってみましたがw安くて凝ったモノをふんだんに喰えました!満足です。料理のコース1人単価は2,000円と安く、これでデザートを含め4皿構成。もちろん単価に応じてそれなりに食材コストを落としていらっしゃるのは分かりますが、構成に破綻が無いので十二分(じゅうにぶん)に楽しめます。個別に皿が運ばれるため食いっぱぐれがないし、同時にメンバー全員に同じものが振る舞われるのでコレいいね!とアレコレ談笑しながら一緒に喰えるのがツボ。
先日のコンサートはお招きありがとう、ところで席は案外×坂系のガチムチさんとか多くて驚きました。もしやあなたが誘ったの?ふざけてそう尋ねると
「ううん?いや、だってあのメンバーの95%がソッチなんだもの。」
・・・・マジスカ?
なんて非常識な構成!
「いや、あの、ルイ、いや、友が友を呼び・・・をやってたらグループ全体の構成が自然〜な流れで全体の不自然を呼んで・・・・。」
どーもこの店に引きつけられたのも、どうやら君らに憑いてるっぽな予感だなぁ。
近ごろこのカップルとよく行動をご一緒しています。
お互い年期入った2人どうし、なのですが私たちが徹底的に一般社会だけに向いているのに対して、彼らは割と強くそうした業界っぽい生き方を好んでいる。そういう対極にある差異が互いに面白くて、色々とご一緒しているのです。そして私たち2人にとってすると、彼らを見るにつけなんとも鏡を見ているようで→自戒や反省、そしてそうか、相手の存在とは客観視すると社会ではこんな風に見えるのかと改めて発見できる(良い意味で)。で、あんまりユカイなので、どうも彼らとは会うたびに次の約束を取りつけてしまうのです。
さーて、明日も別件で新年会だぁ〜。
これが終わったらあと1回で新年会は終わり!
新年も半月過ぎるというのにエターナルお屠蘇気分。