ぼーくらはみんないーきているー♪
現在「てのひらをたいように」が脳内
リフレイン中です。
<参考>
・例によって人生のよろこびを全く感じ得ない雰囲気の
UA(ううあ)おねえさんの「てのひらをたいように」
なぜかというと
具合が悪くて動けないのを
いいことに
ポンドが安くてDVDが安く買えたのを
これ幸いと
<参考>
・
Excite エキサイト : コラムニュース「英国Amazonでのお買い物が危険すぎる」
週末はずっと
攻殻機動隊のDVDを観ていたからです
先々週から週末を使って"イノセンス"と”stand alone complex” 3部作をコンプリート。熱が無くともお脳が現実離れしそう。
時は近未来。人々は脳を「電脳化」し歩く高スペックPC状態。いつでもどこでもどなたでも、ネットで繋がることが可能で、だから他人の脳にハッキングしちゃったりできる世の中にあって
なんで
ゴミ袋はまだ真っ黒なの?
とか
なんで
洗面所の蛇口はまだひねるタイプなの?
とか
”笑い男編”のOPムービーの素子さんの歯が心なしか多く見える件
とか
いや、何よりも
"2nd GIG”のラストに出てくる
この↓
月の家円鏡さんに似た人誰だっけ?
とか、(これは後で思い出せはしましたが”笑い男編”を先に観ていないと分からない手はずとなっております。(上記円鏡さんは現在「
8代目橘家 圓蔵ーたちばなやえんぞうー」を襲名されています)思うところいろいろですが、興奮もむべなるかな。だって、とっても面白かったんですよ!!
コミックスは1巻、1.5巻、2巻と手持ちがありましたが、おわかりでない方のために説明するとこのコミックスですら
コマ割の外にびっしりと設定の説明書きがあるようなマンガでして、辞書をページ数まであますところなく楽しむような濃厚な世界観が魅力の物語です。コミックスとアニメでは設定に少々差異がありますが、どちらかというとアニメの方が世界観が整頓されていて見やすい印象でした。
UKモノなので当然英語に吹き替えされていますが、設定で日本語にできます。形式も念のため調べてから購入していますがPC(macでは)全く問題ありません。バンドルされているDVDプレイヤーで観られます。LANGUAGEにEnglishとJapaneseの選択肢があれば問題ありませんでした。
英語吹き替えのほうも多少聞いてみると案外と大元に気を遣った声優配置になっていて、
やたらとアダルトに吹き替えがちな西欧モノ(ポケモンとかスゴイことになっている)というイメージは払拭。もちろんそういうニオイは各所にありますが主要人物にはイメージが引き継がれているようで安心。ところで英語は得意でも何でも無いからこそ感じるのでしょうが、普通の英語のセリフって我々が教材や音楽番組などで耳にするような音の抑揚ってあまりないんですよね。その醒めた音感がアダルトチックに感じるのかもしれません。
”2nd.GIG”のパズ萌えの回、いらなくね?
(主人公の同僚にいきなりスポットがあたる回が2度アリ。)
等々、もっと言いたいことはあるのですが、”2nd.GIG”にはどうもセクシャルな問題を含む人間の欲と、乖離した精神のシンパシーという部分にもスポットがあたっているようなのでそう思うと伏線的でもあるような。パズは捜査員でありながら
ツートンカラーのウィングチップで個性を演出。こんなの履いちゃって、尾行とかもあるよね、君たち。ファッションというくくりでもう一つツッコミを入れると、主人公、そしてこのパズも含む組織「公安9課」は全員が集まると
季節感ゼロ
のファッション。薄手の春先らしいスーツとタートルのトグサ君の横には分厚いムートンのブルゾンを着込んだバトーさん。もちろんそのことで個性化は図れていますが、基本的に渋谷とか代官山方面でのお買い物は無い雰囲気が漂っています。さらにふだんは殆ど半裸で過ごす主人公、素子さんはたまたま着替えが無くて別な服を着用すると「なんて格好(露出)だ」と課長に皮肉を言われる摩訶不思議。普段の露出のほうが立派だと思うのだが。
とにもかくにも物語は面白くて、あっというまに観終えててしまいました。10時間とか観てたらしい。
しかしいまだ不明な部分もあり、復習が必要なようです。
例によって実写を宣言されているようですが(「マトリックス」ではなく)うーん・・・。