2週も前の話になるのですが週刊少年サンデーに連載されていた西森博之氏の「
お茶にごす。」が終わってしまいました。毎週とても楽しみに読んでいただけに終わったのは残念なのですが、打ち切られたわけではなく予定通りに話が終わったこと、そして大円団にほっとしています。どんなマンガなのか、ということは上記リンク先をごらんいただけるとおおまかにご理解いただけると思うのですが、ものっすごく大雑把に言うと
悪魔とアダナされる他称:不良高校生(ここんとこシャブ関係で「自称:プロサーファー」って良く聞くなぁ)の主人公『まーくん』は優しさを求めて一目惚れした姉崎さんを追い彼女が部長をつとめる茶道部に入部するのでした。
”幽霊を容赦無く殴る男”とかいちいち笑えておかしいマンガなのですが、ああ、終わってしまったなぁと感慨こめて最終回の「お茶にごす。」を再読しているとアレ???
背景が・・・・おかしい
部の仲間に手荒く励まされ、先の春に卒業した大学生の姉崎さん(前部長)にコクりに河原を駆け出す『まーくん』。
川沿いのこの会社、どうやら
袋張りで自社ビルをもつまでに成長したらしい。
<参考>
・
袋張りは昭和の内職のひとつ
なんだこりゃ(爆)
そう気付いて他も探してみると・・・・
イザ姉崎さん(前部長)の学校付近に勢いで来たはいいが、突然不安になってしまった『
まーくん』。恋をしているからです。いや、それ以前に『
まーくん』の右後ろが気になる。
SからLへのリフォームって可能なのか?
ここは姉崎さん(前部長)の通う大学の周辺。学生街には安くて多いありがたい食堂が多いと相場が決まっています。この
「Frenchi」という名のラーメン屋さんもそのひとつなのです。
大学生は社会人への一歩手前。試験前オトモダチのノートをコピーするにもここは自律した1人の大人として振る舞わねばなりません。
コピーはタダだが紙が高い
枚数にもよりますが、場合によってはフルカラーのコピーが安く済む可能性も。このぐらい計算できなくてはオトナの階段を昇っているとは認められじ、という店主の気概を感じます。
最終回でいまさらに気付いたのですが、もしかしてこの「お茶にごす。」全編にわたってこういうお遊びがあったのでしょうか???
気付かなかった!全巻まとめ買いして読み直したい勢いです。
さらに今回の「お茶にごす。」は西森博之氏の人間表現が(正確には「天使の小生意気」からかと思う)かなり様相を変えていて、それぞれが予定におさまらないキャラを演じきってくれて好感を持てました。
うーむ、やっぱり買おうかな・・・・。