3年目ともなると年中恒例行事の様相。本年も
カラーコーディネーター1級検定試験
でございます。
1級に関しては3分野あり、年に1度1分野しか受験できないため、最短でも3年かかる仕組み。
ある人に3年同じ時期にばったり会って同じことを話すので「いいかげん受かれよ。」と言われました。説明が面倒なので愛想笑いしておきましたが、ちゃんと毎年目標には到達しているのデスがハタからみたらそう見えますわな。
さあ、本年はいよいよ最終関門にしてもっとも難関分野。いちばん合格率の低い
【環境色彩】の出番でございます。大雑把にいうと他分野の合格率はだいたい20%前後で泳ぐぐらいなのですが、この分野だけはほぼ10%前後、という笑うゆとりのナイ数値でございます。
さて。今年は今までとチョイと違うぜ、俺は。はい、笑っているゆとりがナイので、かなり厳密に勉強計画を練りました。ここ2年の経験から何時間勉強しても決して効率は上がらないことを実感したためです。そのため自分の時間から勉強に抽出できる時間を分析、3月から試験日までの詳細な予定を作りそれにのっとりました。ゆとりを持って週末や休日は何もしない、という予定を立てました。勉強の計画を立てたのは始めてですが、これによりいつでも目安があるためペース配分を調整しやすかった。脳を回転させるため糖質を勉強にあわせてとったり、休ませるために暗記の直後に仮眠をとったり
そこまでやるか
とも思いますが、おかげさんでこの3年で一番深く掘り下げて勉強できたと思います。
合否は別として今はそれだけでもやり遂げた気分なのさ
昨年は一昨年と代わり受験会場が別の部屋になったのですが、これがなぜか採光がやたらよろしいお部屋でして、開始時に席にまるごと陽光が降り注ぐ。
<参考>
・
ベゾルト・ブリュッケ現象
色彩の検定なのに、自分で↑をテキストにうたっておいてお粗末ではないか?
と、思っていたら試験会場は元の部屋に戻されてました。
自己採点では間違いが4〜9。2つの小論文のデキにかかるのですが、いちおう圏内につけています。昨年小論文の成績が予定より割り込んだので、小論文の調整にはある程度時間を割きました。
今回特徴的だったのは7-2・8問目。たいてい8問目が2〜3級からの基本的な出題になる傾向が強いのですが、
【環境色彩】部門において7-2は2級の基本をおさえたうえの展開問題、8は3級の調和に関する部分から”まるっ”と出題されています。また7-1はチャート表を使用し、1級テキストに照らし合わせた色彩を求めるという形になっていて色彩の実践問題が3問含まれているのは特徴的です。
重伝建はせっかく全部覚えたが、これは出なかった・・・。
ところで私は今年は一番ゆとりがナイから、
相方くん、君、お手伝いやら自己管理やらちゃんとしてくれよ、頼むよ、と事前から強く圧力をかけていたのですが
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切羽詰まった時期に整形外科につれて行け、とか
前日「今日は作るからね!」と言いながら突如具合を悪くして
ブラウンオニオン使う面倒なタイプのカレー作りを引き継がせ
起き上がった
相方にため息まじりに「カレー以外が良いのでは?」と優しさを見せたら
吐いたらおなかすいた
といってカレーばくばく食って
先に寝るという暴挙
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ここ3年、きやつは役に立ったためしがない。
<ここ2年の
相方くんの動向>
一昨年:呑みに行ってました
去年:好きなように寝て過ごしました
合格したいです。
もうこれ以上しんどい想いしたくないんですよー!!!
テキストにはありませんが、案の定、景観法に関する文章は出ています。施行される前後から関わる小論が求められたりしているので、事前に調べておくが無難なようです。私が調べた限りでは景観法の施行前後に屋外広告法、ハートビル法、交通バリアフリー法などが改正されていてこれはテキストの記述外になります。過去問からさらうも、テキスト外の部分に頼るものが5問は出ます。
テキスト2章からのカラープランニングプロセスはどうやら確実に出題されるようで、今回は【×××】「フェーズ」では、といった紛らわしい語感も混ぜてありました。
4-2の引っかけの羅列から誤答を導くのはかなり難易度が高い。
7-2〜8は2級と3級からの出題ですが、これが理解できていれば10点ラクに食える部分です。
建材に関してはそれぞれの仕上げ方法について誤答を求める、といったものでした。
テキスト2と4章は読解、ほかは暗記が求められています。6章からはそれに伴った設問が5問。