相方の会社は社屋が建てられたおり、近辺10軒ぐらいのテレビが映らなくなったことからアンテナを自分のところに繋げさせて事なきを得たのだそうで。地デジ化の混乱に伴って
「映らなくなった!」と乗り込んでくる人たちが絶対いるはずだとのこと。いるだろうなぁ、間違いなく。
我が家にも【沖縄県からの大切なお知らせ】がポストに入っておりました。ハイビスカスを頭に飾り付けたナゾのキャラクターがアンテナのようでいて、円マークのような棒をふりかざし、地デジ化はおはやめに!とはやしたてているのですが、この
地デジカではないナニカはどこをさらっても名前もわからず、イメージキャラなのかどうかも不明ですが、地デジ化とともに消えて行く運命とみた。
まあ、違和感があるとしても、絵から想像するに地デジ化に関するキャラに間違いはないと思うのですが。絵というのは多くの情報を視覚から雄弁に語るものですので、時にそれに左右されることもあります。
以前松本人志が「お菓子についている乾燥剤に”食べるな”と書いてあるのは、読めるヤツはやらんからムダ」と言っていて、それはなるほど納得だなぁと笑ってしまった。
ところが、頭ではわかっちゃいるのだがコレ、絵がむしろ誘発するんじゃないか?と感じるのがこちら。
洗濯洗剤とか柔軟剤とかの詰め替えよう袋に必ずあるのですが、これは読めるヤツは確かに飲まない、飲まないはず!なんだけどこのキャラが無駄に愛くるしく目をひいてくれて
常温の(冷蔵かもしれない)柔軟剤をわざわざコップに入れ替えてまで旨そうにごくごく飲むさまは誰もが考えもしなかった光景(うっかりというレベルに見えない)で、逆に大変興味をそそる。柔軟剤とはどんな味なのだろう、あるいは冷たく冷やしてみたら?飲むヨーグルトのようなのどごしなのだろうか?オトナですら色々考え始めると止まらない。もっと天罰が下るぞ!というメッセージを前面に押し出した、不幸そうな絵にしたらよろしいのに。
<参考>
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日本ピクトさん学会