ふと思うところがあり、Kindleでオセロを GET 。ナニコレ、いまはロハでもらう限りは
リバーシ、って呼ばなきゃならんのね?ソニーのウォークマン商標を巡る闘いみたいなモノがあったんだろな。
で、「リバーシ」をおお、何年ぶりだろう?30年は久しいのでは?
非の打ちどころ無く
うわあ!負けた!!
私は昔通りこのレベルでは勝てた、フッ・・などと言える人間ではない。フッ、と笑えるなら小学生で神童と呼ばれてオトナでこの程度です、の語尾につけたい!(実話)
私は「オセロ」は姉と遊びました。姉は感性が非常に大雑把だが、幼い私の不備には逆に不寛容でした(※ 驚いたことに今もそうだと言えちゃうんだよ、フッ・・)なんたってトシが6つと離れているからなのか。小学生の私が相手にならぬと見るや、さんざイヤミを言うものでしたが、今思い起こせば実母の依存心や自己啓発的な自我を踏襲していたのは彼女だと思う。2人揃って笑いながら私をなじっていたあの人たちを覚えていたら、いま本質は愛せなくたっておかしくないという基準にもなっている。私は自分が気に入らんかったら「許してやる」必要は無いと思いますよ?そう悩むひとは他のこと十分許してるはずでしょ。
そして悲しいかな、このゲームで負けたとき、あの頃と同じよな盤面ではないか、と思った。
わあ、神童ったらダメになるわけだよ。変わってないじゃないの。
腹が立ったんで、ちと頑張った。すると時々勝てた。
あの頃よりは先を読むようになったはずだけど、まだ至らぬということらしい。でも最初はひどい差で負けていたのに、ちょっとずつ差が縮む・・・と思ったら1石だけ残して負けた!という惨敗と呼んでもあまる負けっぷりが1度。姉におちょくられていた頃がふつふつと思い出されて、ひどくぐやじいー
!うああ、元々が馬鹿なんだぁ!
そして今日もスキを見つけては脳内過去の姉という絶対に実存しない相手をちょっとは見返したい一心で、丸い白黒の駒を返す。こういう無意味なことを追うところが確かに姉に小馬鹿にされるのは理解できたと裏腹に実感しつつ。