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彼はオトモダチ。
スンゴイ風邪を引いてしまいまして。

術後は免疫力が落ちるからケア大事、と言われていたはずなんですがとりあえずの無罪判決を頂戴し油断しておりました。ヤクルト2本飲みだけでは追いつけなかった!放っておくといつもの副鼻腔炎を起こすパターンなのでかかりつけの耳鼻科へ。

ここんちですね、診察室と待ち合いが広い部屋に同室でして、4〜5人ずつまとめて入れて仕切りの向こうで先生がバンバン診察をこなす、というスタイルでございます。すっかり慣れて深く考えていませんでしたが、よくよく考えると変わってる。おかげさまで他の方の症状に耳を傾けては同情してみたり、ちびっこの悲鳴が聞こえたりと、まあ臨場感あふれる診察室であるとご想像くだされ。かようなシステマチックな病院ゆえ受付時に整理券を渡されまして、この番号で呼び出されることになっております。

合理的だから混んでいるようで早い。私と連番のもう1人が呼ばれました。診察室に入ろうとすると、なぜか3人になる。おや?1人勘違いしておられるのは?

が、入室するとどうやらもう一方の付き添いの方らしい。息子と父だろうか?と考えたのですが失礼ながらマスクごしにもそれほどの年齢差には見えないし、2人とも服のセンスがかなり近い。目をしっかり合わせて話すあたりも親子という距離に能わないような気がする。友達が付き添って来たのか。よほど具合が悪いんだろうか。私より彼の方が番号が若かったらしい、先に診察に呼ばれる。

すると同じように移動してもう1人の診察を見守るオトモダチ。私はやっとこさ気づいた。
コレ、オトモダチジャナイ。

私も大の大人が診察室に一緒に入って来る、という部分で推して知るべしだったのですが。
この話を帰宅後の相方にするとやはり同じ意見『ちょっとうらやましいね。』。
我が家は必要最小限にしか出さない(つもりではいる)ので、緊急時をのぞくと病院で堂々と付き添って診察室に入るには躊躇するはずだよなぁ、と。いつも申し上げますが私たち自身は権利とか自分自身!とか言わないタイプなので、逆に言えば隠すことにも不利から逃げるというメリットを感じているからです。ただ不利の判断の境界線っていうのはいつも明確なわけじゃない。こういうのなんて特にそうなんです。だからサラッとやられちゃうと素直にスゴイと思う。

ちなみに過日入院したときは手術の付添人は確実に求められるのですが続柄を訊かれます。「親子です」を2回ぐらい言ったら(ゴリ押しとも呼ぶ)察してもらえた雰囲気でしたが、ウチは都会のほうなんで物わかりが良いのかな。
by jaguarmen_99 | 2015-04-17 23:26 | 日々どーでも
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