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術後3週間らしい。
保険も入ったぶゔぁいくではっしりーだすー

というわけで少しずつ日常に戻る日々、バイクに久しぶりに乗りました。腹が効かないのはイザというとき危ない。でもおかげさまで乗れました。怖さが無いのはミッションだから体に染み渡ってるんでしょうか。こういう時に、やったこともない柔道の稽古風景みたいなのが脳裏に浮かぶんですが、たぶんコツコツというあたりにイメージを勝手に重ねているのでしょう。

結論から言って術後、つまり切って3週間で、これだけ動いていれば御の字だと思いますよ。
でも、時に今いったん失っているようなことにハッとする日々です。いえ、日常にさほど感謝が無かったからでしょうね、失って、再び得た気分になるのです。

生活はもうほとんど以前通りですけれど、昨日やっと再開した筋トレはやっぱり

うぬっ!少し痛い!


患部に近い腹の内部がチクリと痛んだり、表面が痛んだりです。覚悟はしていたものの時間がかかると実感と達観。若くはないから、そうそう気楽なことではありませんな。術前よりかなり前からまともに運動もできない状態でしたので、筋力ゼロ、というと語弊があるんですが相当に落ちています。空手の稽古すらできていない状況でしたのでね…。

いまはというと、残念ながら劇的に回復したわけでもありません。歩くことも全然距離が出ません。腹部を先頭に各所痛んできます。これほどまでに衰えたかと感心するほど。術前鬱で考慮はしていたはずですが、そんなの机上の空論でしょう。だから現実は想像したよりも下回るのですが、反面、想定内と言えるのもちゃんと一度は想像したからこそだとも思う。ネガティヴ考えるな、じゃなくてネガティヴに対してどう対処するかを考えたら → とりあえず以前のことは無視しとこ、というトコに行き着くと思います。どうせ一番いいことしか覚えてないんだし、良いことも悪いこともリセットして残せるものと残らないものを判断するものだ、と。焦りがちな私は焦るな、と本当のコントロールについて今初めて想いを馳せていると思われます。私はこれほどまでに体の調子を伺いながら筋トレしたことがあったろうかと思うと、本来はそれであろうに私はそうではなくて、ノルマをこなすことに執着してたナリ、と反省。

運動できない+術前の様子見で太りやすい投薬をされたことも重なりまして、残念ながらじっさい太った!+ 手術コワイ!死ぬかもしれん!という想いから術前に好きに食べて備えるも → 術後は筋肉が目に見えて落ちてしまい退院直後は体の見た目もユルユル〜。相方後で言い出したぐらいです。

そこから少しずつ回復計画を立てる。

退院直後は連続1時間以上立つな、とお達しがあり、1週間様子見で寝る、立つの繰り返し(守らないと冗談抜きにあとで痛むヨ)。
2週目あたりから外に出てウォーキングを含めていく。これは特に病院からのアドバイスは有りません。最初は相方が同伴してくれました。おお、術後初めて小さな交差点に立つとクラクラする。さかのぼって3週間ぶりの娑婆だからか…開放空間を久しぶりに見たからなのだと思う。せっかく外に出ても腹がしっくりこなくて早歩きもできない。いつもは渡れる横断歩道も点滅するのがいやに早い!回復期の人は、たぶんそんなもんですよね…。たかだか5泊6日で体力ゼロというのは本来の意味のゼロではないと思うけど、たったそれだけでも日常だと思っていたことがたくさんリセットされる日々。近所を散歩しつつ、具合と相談しながら体力をつけていかなくちゃならない。

ただ私め、小心者なので → 近所でお前見かけなかったな、と言われて入院したと各所に白状 → 私はちょっと無理をするきらいがある → ちょうどやり過ぎるあたりで「おい、動き過ぎてないかい?」と近所から間の手がかかるという理想的なコントロールがどうもミラクル発生。つい腹痛いけどやっちゃおうか!と思ってた矢先にこれがあって、焦る私を相方と供にうまくいなしてくれました。

焦ってはいけない!と近頃良く口にします。

いま術後3週を過ぎて少し痛みは感じたりするけど、やっとこちゃんと腹が機能しはじめた感じ。
腹筋したら今日はもう痛くて(TдT)。
悔しいけど焦らない、いまの自分を無理させない!
by jaguarmen_99 | 2015-04-22 20:49 | 初めて入院・手術なの
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