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7/15の文言。
人生やってますと火事って見た記憶がいくつかあるんですが、皆様どのぐらいご覧になったことが?

私ですか、ンー、都会にいるときは1回。これが生まれて初めて見る火事でした。島に来てからは、かれこれ5回ぐらい見てるかなぁ。とはいっても炎を見たのは都会で見たそれだけ。

今日けたたましいサイレンとともに消防の特殊工作車と支援車が目の前を通り過ぎました。観光のメッカでもあり渋滞必然の目抜き通りでしたんで、妙な所を通るもんだと思ったのですが振り返ると猛烈な黒煙が空へと吹き上がっているではあーりませんか。

『相方くん(名前ね)!!』
ミーアキャットのように危険信号から警戒を促すも、一旦引いて、しかし行けそうだってことで野次馬に行く(※爆発などの可能性もあるので日本全国でまったく推奨されません)。目抜き通りゆえ交通封鎖も少々後手に回る。混雑していた歩行者は案外物わかりも良くそれ以上の混乱無し。私の後ろでは目の前で黒煙上がってて消防隊がどんどん大規模になるのを見ておきながら観光客が国際通り見に来たのにぃ!と。修羅の国からでもいらしたんだろうか?

これですね。幸いけが人も無かったようです。

前述したように私は都会で見た火事が初めてでした。車でたまたま通りかかった知らない店の何て呼ぶのか、フロント部分の突き出したビニール屋根が煙と炎をあげて燃えていたんです。消防!公衆電話!と私はすぐに叫んだのですが同乗者の「もう誰か通報してるよ。」にかき消されました。しかし燃える様子には興味があったのか、彼は車を止めて燃えるのを見つめていた。サイレンも聞こえてこない。私はもう一度通報しようと言った。すると彼は「ほら、あっちの車も見てるじゃん。あっちが通報してるでしょ。」

私の親はゴミをたき火で燃やすのに凝っていた時期がありまして、炎を見慣れていないかといえばそうでも無いでしょう。が、私がそれまで目にして来たたき火の炎や大晦日からの初詣に眺める炎、それらがいかに人の管理のもとにあったのかとこの時思い知らされたのです。火事として見つめる炎はまったく整然さも持たず、ただ好きなように広がる禍々しさに恐怖しか感じ得なかった。
そして私め格好つけて長髪だった時期があるんですけど、バイト先の厨房でうっかり髪に火がついたことがあるんです。びっくりするほど火って足が速いんですよ。自分で消せましたが厨房に1人でしたんで、もし自分に水ですぐ消すという手段が備わっていなかったらどうなっていたかと思うと怖い。

今の私であれば見れば逡巡なく通報してると思います。ほかの誰かが通報してるよ、などと言われるならば、重なるならそれだけ大事(おおごと)なんだと言い切るでしょう。火をコントロールしがたい、という経験は身近なようでいて、掘り下げると実はなかなか無いのかも知れません。

辺りには燃やしちゃいけないモノが燃えたニオイが立ちこめていました。降り出した雨のなか、真っ黒い煙は消防隊が到着して20分ぐらいでだんだん薄くなり白に近くなりました。うわあ、これ消防隊が裏から入れないタイプのとこだったのね…(左のビルだと思ってたよ…)

そして大人として火事は恐ろしい!にはもうひとつ、この後どうなんの?という。火災保険とか大事だよな…。
by jaguarmen_99 | 2017-07-15 23:33 | 日々どーでも
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