検診。るろ剣の作者が逮捕されたとか。
『大腸がん検診は初めてですか?』--いえ、毎年受けています。
『じゃあ、これはわかります?』--ハイ、
…って胸張って応えちゃったけど、3週間も経つ今になってアレって使い方分かる?と訊かれてたことに気づきました。
今年もお誕生日が近づいたら特定検診!というわけで、本日やっぱり例年に続いて麻酔無しの鼻から胃カメラというスタイルで今年はえづき(オエー!感)が激しく医者も看護士も私も心を削られるという夢のひととき。初めて会う看護士さんが余程気の毒に思ったのかずっとナデナデしてくれました。お礼を言いたいんだけどオゥエー!!決してマゾではないので、誕生日近づくたびに悦びを感じているわけではなく、『けじめ…』というポリシーのもと、かなりブルーな気持ちでやっていますよ。中年なるとポロポロ見つかってくるでな。
私のブログには麻酔関係で検索ヒットしてうっかりいらしてしまう方が定期的に居られ、その中には胃カメラというキーワードも含まれているのですが麻酔がダメという方は結論として
鼻からのカメラ+当人のド根性
以外どうしようも無いのだよね……たとえ涙が出ても、おゔええええええ!という音がいくら出ても、よだれがいくら流れようとも、むこうさん医療従事者なんで思っててもビビらない。甘えさせて頂くより無い。
よくやるなぁ(いい根性だ)……と医師にも言われるんですが、普通の方とて麻酔しても異物感は変わらないでしょう?と訊くと『麻酔使わないのココであなた以外まずいないし、ダイレクトなぶん入って来る感じがつらくない?』
つらいさ!
そして私の場合は鼻奥が結構広いんですけど、麻酔が苦手かつ鼻奥に非常に敏感という方は、辛いの最高峰ではないでしょうか。私が
富士山ならこういう方は
K2レベルではないかと。じつは鼻を通って喉を過ぎるまでが一番キツい。鼻奥が割と広い私でも細いと言われるコードはみしっ!と厚みを感じてこれだけで圧迫感がありますし、このみしっ!とした加減は食道を通じても感じます。何か飲み込む部分がびっちり埋まる感じ。呼吸を調えて、と言われるんですがたとえ道筋が違うと言われても食道の圧迫感でぐっと胸苦しさが増すのです。このあとはまぁまぁ耐えられる。
ただしえづいたりという反射はそのまんまなので、特にコードを戻されたりすると喉元に反応してゲヴゥ!っと来ます。胃に何も無いから戻しませんけれども、人前でゴエーグエーゲロゲロ音を立てても平然とできる、向こうは仕事!こっちは命がけ!という鼓舞メンタルも麻酔苦手派には求められるのです。
さて、結果は1週間後だとか。今回エコーの検診を受け膵管の拡張があるのでは?と技師が警戒を促すも担当医によって正常値内なので、と。それからきっと課題のコレステ値も高めだろうな、こないだの献血結果でもそうだったから。1週間後、また行って来ます。どちらも相談してきます。