大掃除終わり!年内
セーフ!
ところで、掃除機の買い替えにともない
箒にしました。
昔ながらの座敷箒ってヤツですね。以前 bluegene さんがほうきは静かだとコメントで仰っていて、それもいいな、と心にとどめては来たのですが、コスト面から考えても掃除機より長持ちするんじゃないか、という願いから、この機にクラシックに立ち返ってみることになりました。いちおうガラス割ったりなんて有るんでコンパクト掃除機は買いました。加齢にともなう心境の変化と言えますが、中年になるといつまで生きてるんだろうか?などと若い身空では絶対に考えないことに気持ちがフォーカスしてしまい。するとうっかり何か壊れにくいモノを買うと一生モノになっちゃう可能性が出て来た。それならちゃんとしたものが欲しい、と願うようになったんです。安けりゃいいや、じゃなくてちゃんとしたものを少しだけ背伸びして買って、長く大事にしようって。
ものすごく小さい頃、母が使っていたなぁ。お茶がらなどを撒いてから、畳の目にそって掃くんだ、と教わったような。よし、では朝飲んだお茶がらをギュッとしぼって畳に撒……
あばばばばば
あのね!たぶんね、撒くのって煎茶がらじゃない気がすんだ!畳の隙間に入っちゃって仕事増えること請け合い!たぶん昔の知恵だからお茶がらって番茶のソレとかなんじゃないだろうか(※ 番茶の葉はデカくて、木の葉感スゴイ)。そして、だ。畳の目にそって、は分かる。ワカルんだけど。
コレの地の目を一筆書き出来ないってことは、どこかで目に逆らってゴミを集めていくわけだよね??全部目に沿って解決できるわけではないんだよね?コレ合ってるよね??うろ覚えの知識だけでやってるから正解が分からない。
というわけで王道の『新聞を濡らして撒く』ことに。あ、コレ、何のためにやってるかというと
ホコリを立てないためです。
濡らしてはせっせと撒く。これはこれで楽しい。いちおう安くは無い箒を買ってるのでおシャンティ気分は湧いてくるが
当人の気分とは関係なく、ハタから見ればこういうイメージだと推測される。
で、箒どうなんよ?と訊かれたら前述したようにカネ出してるからね、当たり前だけどカネ出してるものって人はそうそう簡単に貶めないものよ。 実際に箒と掃除機どっちが?という記事は多く散見できたんですが、箒持ってる自分がダイスキ楽天レビューみたいなのもたくさん見つかって楽しいから気をつけろ、とだけ申し上げておきます。
さて、私はどっちがいいと言われたら
そりゃあなた次第
としか(笑)。私には合ってるんですが、人次第なんですよ。ちゃんと理由があるんです。
まず掃除機より困る点。
<デメリット>
(1)掃除の時間はちょっと増える。私調べで掃除機より5-10分長くなる >> (7)にもつながる
(2)絨毯やソファー、マットなど吸い上げないと気が済まない人には向いてない
(3)箒とちりとりをきちんとかけておける場所が必要。割と丁寧に扱わねばならない。
(4)濡れ新聞はどうやっても手が黒くなる
優れた点はこちら。
<メリット>
(5)自分で視認しながらゴミを掻き出す充実感が凄まじい
(6)壁際に猛烈に強い
(7)ホコリを立てないよう丁寧になるので、妙にそこら中キレイになる
(8)フローリングのホコリが取れて少し艶がでる
(2)なんですが、実は私め元々絨毯×掃除機ですら懐疑的です。なので表面をさっさっとなでて掃く、で良いことにしちゃってます。頭を使いつつ濡れ新聞をまとめていくので(6)、リズミカルな箒の音を聞きながらゆっくり掃除を進めると、謎の充実感が。濡れ新聞のおかげで、ひと月ぐらいすると、時間が経ってからフローリング上なんかに再び落ちるホコリが激減します。フローリングの床って列の隙間にあるホコリですね、知り合いの建築士も言ってましたけど、これ掃除機だとうまく取れないんですよ…。新聞はちぎる前にサッシのサンなどを拭いたりなどの小技アリ。こういう細かいところには絶対的に箒が強いです。
だから壁際や角が気になる、とか普段落ち着きが無い人は箒が向いてると思います。
反面、ペット飼ってたりそんなに掃除しないよ、という人は掃除機が良いかな、と。
ちなみに私、相方くんのお部屋に初めて遊びに行ったとき、そこら中にワタボコリわんわん舞ってましたよ…忘れ得ぬ風景です。たぶん私が放っといたらウチの部屋はすぐああなるに違いない。