社交辞令というもんがある程度必要なのは分かります。
2人以上いればそれは
社会だろうし。
親しきなかにも礼儀は必要。親しいことと相手に依存し甘えることは同義語じゃないと思う。
で、割に遠い知人、という解釈の女性事務員さんに新しい彼氏が出来たらしいことを私は知っていて(ご丁寧にご報告まで頂いたので)、久しぶりに電話した先に彼女が出たので彼氏元気?と
当方の考える社交辞令を発揮したつもりだったのだが
「じゃがーさんの家に近いとこに勤めてますから、会いに行ってやってください。」
と、言う。ああ、縁がありゃね、と私も軽く受け答えれば良かったのだが、あんまり突飛な社交辞令なのでとまどってしまう。
1.何故私がその見知らぬヒトをあなた××さんの彼氏だよね、と訪ねなくてはならないのか
2.それをしてその彼氏は楽しいのか?(彼氏だって所有物じゃないだろ)
親しい間柄なら私もそこまでプライベートに介入することも有るのだが、いかんせんこの方においては私はそう思っていなかった。むしろ警戒していたに等しい。実は伏線がたくさん有って、私はこの人がどうも色々と他人に依存している様子が気に入らなかったんだろう。
「へ?なんで(見知らぬヒトにわざわざ訪ねて××さんの知り合いだと言う必要が)?」
と答えるとまあ、会いに行ってやってくれ、と割にしつこい。これが
××さんの考える社交辞令なのだろうか、と一瞬考えたが、結構トサカにくるしつこさだったため
「あんたと私はそこまで仲が良いわけじゃないのに、
本当にそこまでする必要があるのか?」
とつい口をついた。ああ、しまったなぁ、とすぐ気づいたが
「えー?ひっどーい♪」
という
反応が余計に私をいらだたせてくれて頼むから30過ぎてそういうのやめてくれよ!!!と思いもかけない強い拒否反応。それ以上ひどいこと言う前に慌てて電話を切った。
そういえばテレビで
久保純子が両掌をグーに握って内側に向け、昔の松田聖子風に魅力を発揮しようとしていたが、これも我が家では
即座に悲鳴があがった
こういうのっていくつまで許されるんだ?本当に。
男女共々、30超えたら新しい魅力を見つけようと互いに努力しても良いと思うんだが。
そういうトシじゃあるまいし、という反面
たたずまいが有るもんだと感心させられる顔って
けっこうあるもんじゃないか。