沖縄には
「キジムナー」伝説というものがあります。
キジムナーは
ガジュマルの樹に住まい、いたずら好き。その容姿は真っ赤な髪をたずさえ、魚の目玉が好物である。よく人前に現れるのが特徴。これといって御利益があるとは聞いていないが、
狭い地方で言われたい放題の精霊でありガジュマルの
木の精
とも呼ばれている。
もあるらしいけど、沖縄県民には大変に親しみと
認知度が高く、基本的に
赤い髪、赤い肌、そして子供の姿で(キジムナーフェスタより)腰には草で作った腰巻きをつけて表現されることが多い。さて。
話は変わるが選挙があるたびに投票率がぬーがらぴーがら(=沖縄本島南部地区の方言で「なんだかんだ」に相当する。ぴーがら、はほとんど出自不明。私の相方がよくつかう。でも他の人は使わない。なぜなんだ。沖縄のひとはこういう韻を重ねる言い回しが大好きである。)投票率をあげるためには自慢の
愛くるしいマスコットも地域ごとに用意されよう。
きゃああ・・・
なんて怖いんだ!「キジムン」というネーミングからキジムナーを指すことは理解できる。容姿だけに関していえば
愛くるしい予定なんだろう、それも理解できる。なのに与える印象は
くるしいばかりではないか!
僕を見たら思い出してね。ってどちらかと言うと選挙じたいではなく
トラウマ的に「僕」を思い出す予感さえ
する。さらに何だかどっかで見たような。
いやいや、きっと
木の精(気のせい)
なのだよな。
<参考>
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マンガ「ダイナマ伊藤」の「ムガトラ」にも似ている。←表紙に掲載されているトラが「ムガトラ」。ムガ?が口癖。