恐ろしい子!

恐ろしい子!


少女マンガの金字塔、「ガラスの仮面」に出てくるの名ゼリフである。「紅天女(くれないてんにょ)」を自身の後継者として演じてくれる女優を求めていた月影千種は、あるラーメン屋の出前をしていた主人公北島マヤの非凡なる才能と演劇への情熱を見抜き、主人公を茨の演劇の道へと誘うのである。

で、このセリフ、良く少女マンガの多くはネガティブに驚愕したときに白目になる現象として象徴的に色んなマンガに各所面白おかしく模倣されている。お見かけになった方も多いのでは?

で、この「ガラスの仮面」の主人公、北島マヤがにこのセリフを言わせるまでにはいくばくか段取りがありまして、

どこかの公園でマヤは子供たちに自分が(盗み)観た(マヤと母親は2人でラーメン屋に住み込みの身)テレビの内容を演じて見せている。
                    ↓
月影先生偶然それをみてしまい話が一気に複雑化。こいつぁイケるぜ!この演劇バカMEGA!
                    ↓
くだんのラーメン屋に行ってマヤをストーキング素行調査!
                    ↓
さらに自身の住む町から(昭和の時代に)釣りは駄賃だと壱萬円也を店主に握らせ、マヤにラーメンを出前させます
なぜかお嬢様扱いのラーメン屋の娘から、お金の無いマヤが力業で勝ち取ったチケット=演劇の舞台は「椿姫」
は出前に来たマヤにどんな芝居を観たの?とワザーとらしく持ちかける。マヤ、真骨頂。トランス・ハイ。
                    ↓
たまたま同席した演劇関係者(後にマヤが恋する速水氏=すみません「速見氏」が正しいようです。2007.12.23=も含む)がお粗末だと批判する。
すると月影先生が語り出す。
あの娘はたった1度しか観ていない3時間半もの「椿姫」の舞台を
「一言一句みごとにまちがえずに
俳優たちのこまかな演技のポーズまで丸暗記してしまっているのよ」

さあキタ!


                    ↓
b0046213_193962.jpg

おそろしい子!


(正しくは白目むいてもいなくて、さらにひらがな表記なのです)


これが主人公マヤが人生を変えるキッカケとなるわけですが、当の主人公は当然そんな運命が待ち受けているとは夢にも思わずラーメン屋としての使命感から「20分も!?」と答えてみたり。
b0046213_19121346.jpg


食べ物をどこかしら粗末にできない。ああ、そんな昭和生まれにとって月影先生ラーメンはどうなったのか。

と、いうわけで。

マヤの拙いらしい芝居を見物しながら。
のびたラーメンすすってる月影先生のコマがあるぜ。


と、いう軽ぅ〜いぃ気持ちのジョークだったんですが。
さっきからアイカタクン(・∀・)ノがそのシーンを探そうと血眼になって「ガラスの仮面」1巻を読んでいます。
バレるのも時間の問題です。なぜか試験前の学生のようにハマったらしく、続刊に手を出していますがどうやら大した猶予もなくせっかんが待っていることだけは理解できます。

恐ろしい子!Σ(´Д`lll)


助けてください。

<が、しかし・・・・・・・・・・・>


こーんなショットもあったりして。
b0046213_1921965.jpg

ドンブリの持ちようにひどく男気を感じさせる月影先生

[PR]
by jaguarmen_99 | 2007-12-19 18:50 | 世界遺産的マンガ&BOOKS | Comments(10)
Commented by robano-ana at 2007-12-19 22:03
ワタクシ、このシーンは「○と夢」連載時に本誌で読んでおります。
未だに完結してないようですし、噂によると、月影先生のヌードシーンもあるやに聞いております。
今はどうなっているんでしょうね。この話は。
Commented by bluegene at 2007-12-20 01:30 x
そもそも、なんだって何十年も前のマンガの一シーンを思い出したのでせうか。

こんな子供を働かせてたなんて高度経済成長期のシッポを感じますね。現代だと児童虐待とか言われそう(笑)
Commented by magellanica at 2007-12-21 00:35 x
少女マンガって、かなりの表現を生み出してますよ、ホント。
(って私は少女マンガってあんまし読んでこなかったんですが)
しかし出汁ものんじゃうって通ですな、先生。
Commented by samuge-nikukyu at 2007-12-21 02:05
うおーーーー 懐かしい!!
「おそろしい子!」って、かなり日常生活で使います・・・よね?
速水さんがマヤに手を出そうか出すまいか葛藤してるあたりで、たいぶ萌えた記憶があります。速見さんのヘタレ!!
Commented by inmymindfromnyc at 2007-12-21 14:45
「おそろしい子!!!」
きっと、使える時が来るんですよね。
心待ちにして、チャンスを伺っておきます。
Commented by jaguarmen_99 at 2007-12-23 22:10
■robano-anaさま
> 未だに完結してないようです
つい「花と×COMICS」で最新刊が出たと聞いて読むと(ああ2年前の今頃だ)
・有る程度の人気を得た桜小路君がなんとケータイ持っててケータイカメラでマヤと撮った画像が流れて」人気俳優の身に暗雲という平成設定。ちなみにマヤはそんな時代でもまだ共有トイレのアパートにレイと住んでいる。
・定かではないがどっかで芝居するだナンだ、という話で汐留(東京)ナンタラXという劇場で、という話も。
・自分も噂に聞いた月影先生のヌードはおろか、先生のコマなどあらず。
もひとつ、大事なこと。
・失明を予感する、素晴らしきライバルあゆみさんの話が無かったことになっている。



Commented by jaguarmen_99 at 2007-12-23 22:14
■bluegeneさま
> なんだって何十年も前のマンガの一シーンを思い出した
わははw自分は数年前に初めて読んだクチなんですが「おそろしい子!」っていうフレーズは大好きで、家庭内においても頻発しています。
例:さっきまで吐いてた相方が腹減ったからナンか作ってもらえない?→「オソロシイ子!Σ(●∀●;)」(批判と肯定が相殺できない!)
> こんな子供を働かせてたなんて高度経済成長期のシッポ
ちなみにヒロインったら椿姫のチケット欲しさに、風で飛ばされ海に飛んだそれを追って年末の横浜の海に飛び込んだあと犬のように泳いで戻ってくる。若さって心臓止まらないことなんだよ。
Commented by jaguarmen_99 at 2007-12-23 22:19
■magellanicaさま
> 少女マンガって、かなりの表現を生み出してますよ、ホント。
自分も読んでなかったんですが、読むようになってからは色んな事に今繋がっているんだなぁ、と感じます。昭和の少女漫画って強い文化として先見性が有ったと想うんです。ところで自分の遠い知り合いが「ベルばら」の大ファンのままなぜか上手く恋愛、結婚した人がいるのですが、初夜の感想が「だってアンドレは腰動かしてなかった。」でした。文化に依存する大衆もいる、と上手くまとめたいけど自分もそゆとこ有るしなあ・・・。ww
Commented by jaguarmen_99 at 2007-12-23 22:25
■samuge-nikukyuさま
> 「おそろしい子!」って、かなり日常生活で使います・・・よね?
ええ、わたくし頻用、汎用。派生して「すばらしい子!」「ねたましい子!」「ねむらない子!」など文字数合ってりゃ亜流ヴァージョンも家庭内においては。
> 速見さんのヘタレ!!
おお、失敬!「見」でしたか。直しておきます!
私は速見さんの秘書の「真澄さま。信号はいつまでも赤ではありませんのよ?」というアニメのほうのセリフで大爆笑した記憶があります。ああ、良い取れたバーでナンか気を引こうとして大失敗したような、そんな言い回し。
Commented by jaguarmen_99 at 2007-12-23 22:30
■inmymindfromnycさま
> きっと、使える時が来るんですよね。
ええっ?!アレ?マジで??!!!Are you sure?
そんなに使ってないのぉ??!Σ(●∀●;)皆ぁあああ!・・・・ぁぁぁ・・・(うっそぉぉお・・・皆使っているもんだと・・・・)
<< 自立しようとする神経は律するも遅し。 弁当は暗い昭和の曲にのって。 >>