先週友人が遊びに来てくれて一緒に呑んだのですが、その時にイマドキの若いモンの唄って音は言わずもがなだけど、歌詞がエラク軽くて聴くに堪えぬ、という
間違いなくに若者らしくはない話題が酒の肴に。時折ストリートなどで唄う若者などを見かけることがあるのですが、二十歳そこいらの青年が
君と出会ったこの奇跡とか
愛の意味とか言ってたらイカンだろ、君ら。もっとこう、暗い情熱だろ、君らぐらいのトシって!(# ゚Д゚)ナンなの、その達観ぶり!
と、いうわけで平成の泉谷しげるの登場を心待ちにしております。
肝に銘じよ!
若者に期待すると言って責任転嫁できるのは年上の特権
さて、話は変わりますが。時代を担う若者に元若者から贈る
履歴書の書き方。季節がらではありますが、最近
相方が人事の方から聞いたという話が昭和生まれにはなかなか面白い。結論からいうとやはり履歴書にスキの無い方が採用されたそうです。
ワシ( -∀- )スキがない、ってなんだよ。
アイカタクン(・∀・)おかしな所が無かった、というより他が面白過ぎたらしい(爆)。
で、以下僕が勤めに出てた時にみた大ヒットや自身の失敗なども含めて記載いたしまする。参考になるかしらん。
NG例1
字がキタナイ!
たとえ元の字柄がうまくないとしても、丁寧に書いているか否かは十二分にあらわれます。走り書きなどはもってのほか。イッパツ書きせず、できればエンピツで薄く下書きしてから黒いペンで清書しましょう。その際はきちんと乾いたことを確認してから消しゴムを丁寧に。これならレイアウトも間違いません。
NG例2
写真がああああ!
履歴書にもサイズと
上半身をって書いてあるじゃないかよ!
だいたいスナップ写真とか貼るヤツを取る会社は逆に危ないと思うんだが。
私が見た最強の履歴書の写真は
ビーチでの全身スナップ写真
でした。でもすごいなあ、採用されてたよ、このひと。(゚∈゚*)
問題児になっていらっしゃいましたが。
とりあえず就職の面接を希望するのであれば少なくともカジュアルな格好で写真とるのはやめましょう。バイトの面接であってもトレーナーなんかで撮影はダメよん。さらに近影であること。髪型が大幅に変わっている、などマイナスです。髪を切って1週間ぐらいで撮影しておく。面接の告知はほぼ1週間以内だと思うので、こうしておくと所用が2週間。切った直後より変化が薄い。些末ですが今の自分を見て欲しい、という熱意を見せましょう。
NG例3
職歴は就職した履歴。
1度見たんですが、職歴欄とはほぼ「就職の履歴」です。3日ぐらいの短期アルバイトとか延々書かれてそれでも足りないよ、と紙が足してあったんですが掟破りかつ
アルバイトを転々としてきた経緯=つまりどこかこらえ性がないらしいことがあきらかになるばかり。例外として何年も世話になったようなアルバイトなら記載しても良いかも。この会社は?と面接時に聞かれたらどんな素晴らしい体験をして自分がどれだけ成長したかを話せればベスト。ちなみに僕はバイト歴ではないのに職歴欄がいっぱいになって、100%面接官にツッコまれました。
NG例4
資格がアヤシイ!
自分がやっている武道の流派で指導資格があることを資格欄に書く、というのがあったんですが、コレって狭義の話なので資格欄には公的な資格を記述します。また、例えばあなたが大卒だとして、むかぁ〜・・・し取得した英検の記載をするのも(「普通免許」など他に記述することすら無い場合は仕方ないと思いますが)受験先の会社が大卒を基準としている場合、準2級以下なら記載しない or 他資格があるなら下位に記載する、のが無難なようです。メジャーな資格はその程度が知れ渡っています。ですから高校生がアルバイト先に出す履歴書であるなら準2級の資格を記載するのは妥当な学力+αとしてOK。逆にマイナーな資格なら低い級でも記述したほうが興味を引く場合もあります。
NG例5
趣味欄がスゴイぞ。
人それぞれの趣味はあるもんですが、「カラオケ」とか「ダーツ」「DJ」とか、ほぼ酒の出る場所での話は趣味欄に書かないほうが良いと思います。こうした趣味は健全性が薄く重ねて継続性の根拠が薄い。
私は空手の段を持っていますが、これは健全性が高いので前述の資格欄ではなくこっちの趣味欄に書くところ、ですね。ここは個性的であることをアピールできる欄ですので正しく書けば興味を引きます。例えば履歴書の見本に出やすい「レコード鑑賞」もあなたがジャズが好きなら「ジャズレコード鑑賞」と書くだけで一気に健全かつ高尚な趣味に。印象の問題なのでジャズとクラシックはOKですがレゲエとか他のジャンルはやめておきたまえ。R&BはギリギリOKかなぁ。面接で訊かれたら、新しいものには疎いのですが、と前置きしてなぜ魅了されたかを話そう。
<結論>
履歴書って書き方でほぼその人格が出るのだそうです。
ああ、でも私もそう思うなぁー・・・。違う世代だからこそそう思うのかなー。
人間をそんな紙切れで判断すなとかおっしゃる方は、まず自分が誰かに愛される可能性よりも興味を持たれない可能性のほうが高いことを推して知るべし。それでも妥協できん!という場合はへこたれず合う会社を探すか、自分で起こすよりほかない。雇用者はあなたとトモダチになりたいわけではないのですから、彼らが何を求めているか、を考えれば自然にあなたの答えが導かれるはずです。なら求められる履歴書ってどんなん?と
アイカタクン(・∀・)ノが担当に尋ねたところ、
「自分がいかにスゴイか、立派かを誇張するのではなく
自分のこんなところが御社のこういう部分に役立つと考えている姿勢が見える」
ことがポイントだそうです。
客観性があるかどうか。
飾る必要はないので今自分ができることをちゃんと判断でき、その上に成長の意志があること、とのことでした。採用された方は履歴書→面接となったそうですが、やはり字面通り!ということで採用に至ったようです。履歴書って意外に大事なんですよ。人事の方って実はちゃーんと見てるんですねぇ・・・・。
おっそろしい・・・・。
ワシ<( -∀- ;)>だいたい字が汚いオマエは例1で蹴られているはずなのでは?
アイカタクン<(;・∀・)>そこはまあ、アレですよ。フシギという奇跡が世の中にはあるわけでして・・・・・・・。