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カーブチー。
買ってきておいた「カーブチー」をおやつに食べました。

レモンに似た香りのカーブチー

『カーブチー』とは沖縄特産の柑橘類のひとつで、実は年中温かいだろうと思われている沖縄本島内においても、それなりに地形が異なるため気温にけっこう差があるのです。
沖縄本島北部は周辺に山並みが連なり、さらに冬になると著しく気温が下がります。沖縄といえど真冬の朝は息が白むほどなのです(ホント)。しかしそうした温度差が柑橘類を甘く育むのだそう。私は以前3年ほど柑橘類の栽培が盛んな北部に在住していてその時に『カーブチー』に出会いました。

「タンカン」「シークヮサー」はテレビなどでもお馴染みになったらしく、目にする機会は多いのですが『カーブチー』はあまり見かけません。ある日果物苦手なくせに(ナシとモモとスイカ、基本ジュースになればOK)緑色の果実を興味本位で購入、するとこりゃあ!Σ(´Д`lll)
レモンとライムを思わせる爽やかな芳香。そして後味はすっきりとして後に残りません。
気に入りました!素晴らしい香り!こってりではなくさわやかな甘さ。

ただし果物が好きな方はいまさら気にかけないことなのでしょうが、私は基本的に果物が苦手なので当然と思われる食べる作業もおしなべて「とくべつなこと」、どうも不自然なんですね(笑)。だからいちいち小さなことにめくじらを立ててしまう。『カーブチー』の語源、皮が厚い!の外皮が分厚いのはまだ良いとして、だ。中の袋もこの小ささでハッサクかよ!っていうぐらい厚いんだな、コレがまた(笑)。当然あんまり喰うとこない。基本的に小振りな柑橘類なので袋の厚みはけっこう食味を左右する。さらに。かなり種が多い。悪くするとひとつの袋に3つ種が入ってたりいたします。なので小さいからひとくちで→ぱくっ!とほおばると、すぐに→ごり!ごぉりごぉり!
→種ぺっぺっぺ!→この頃合いにはすでに口には果肉も果汁もなく→ほろ苦い皮をざーくざーく・・・と噛む・・・

この芳香、やみつきになることうけあいなのですが、どうもうまみだけを上手に食べられません。しかしベストシーズンはこれからだと思います。近所の八百屋で売るようになったので、今年は正月に並べようかな。
by jaguarmen_99 | 2008-11-17 14:19 | サンキューフォーザメシ
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