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本年もよろしくお願い申し上げます。
皆さま、明けましておめでとうございます。

元旦から「今年もよろしく!」と元気いっぱいな挨拶が去年の喪主から来てまして、寿ぎ口上じたいは言ってないからルールは合ってる、合ってるんだけど遠慮のスキにむこうから不意打ちくらった感じ。ちなみに私は松の内15日まで派。年配の知人もあるので当方年賀状は出す派ですが、なんつーかもう届いてからしぶしぶ返事よこしてる風合いの人も少なくないんで、これってもうどっちから電話切るのが礼儀なのか、みたいな話になってると思うんですね。なのでそういう人は宣言後、年賀状リストから素直に外そうと思っています。
さて『きのう何食べた?』のお正月スペシャルもニコ動で観ました(※テレ東により期間限定で配信されています)。レギュラーシーズンも観ましたが主人公たちのゲイ友「小日向」役に小柄な山本耕史(原作では瓜実顔の大男)と佳代子役の田中美佐子(原作ではあけすけだが気遣いは上品な細やかさ)はちょっとハマらない気がしていましたが、今回の 1. 梶芽衣子カッコよすぎだろ & 2. 宮沢りえ演技力すげえな & 3. 山本耕史の『ガチムチねっちり3連発 with ダサいタンクトップ』で十分満足しています。三成様(山本耕史)ご自身は好きなので『…これを食べると…いいんだよ?』のシーンはニコ動の「武田真治に差し替え可能」というコメントも慧眼と頷けますが、このセリフの…部分をあれだけいやらしくねちっこく、なおかつ濁りというか不安感を与える言い回し、やはり三成様にしかなし得ないシーンではないでしょうか。いまってこのドラマ、原作と入ったはいいが、アダ名「ジルベール」の元となった『風と木の詩』@竹宮惠子をご存知ない方が多いのですねー…。(Amazonではおすすめにシティハンターまでは出るので笑えます)
気づくとコミックスは最新16巻も発売されておりました。月イチ連載のためペースはだいぶ落ちておりますが主人公:筧とケンジの周辺は親の健康もふまえた中年二人のソレに変化しています。これはネタバレあるので別記事に分けます。
一昨年、昨年と年越しに重い懸案があったままでしたので、やっと落ち着いた正月だったなと喜んでいます。五体満足で生きていられることにも感謝が湧くようになり、昨晩は息災を願い七草(※半額セット)を頂きました。昨年は雑草と泥炊いたみたいな、縄文人かくや、っつー味でしたんで、青菜系だけ先に茹でおいたところ正解だったもよう。
みなさまにとっても良い年となりますよう心よりお祈り申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。

# by jaguarmen_99 | 2020-01-08 14:43 | 日々どーでも
絶賛胃もたれ中。
今日は誕生日だから何もしないで好きな事だけして休むからな!と宣言したものの、気がつくと凝ったカレーとプリン作って午前が過ぎ(どちらも冷蔵庫の食材処理のため)今日20分ぐらい昼寝した以外ほぼ夢が叶っていません。おかしい、積ん読本とか読み終えてるはずなのに!ガッデム。

昨日買い物帰りに中華系の観光客から腕を引っ張られ、「(モノレールの)駅はどこですか」という翻訳を見せられました。英語で説明を加えるも、NHK教育の人形劇みたいに首を横にかしげるので、ゆっくり英語で言う → ダメ、単語だけ言う → ダメ、どうしろってんだ。



「にほんご で」

日本語でいう → 全然ダメ!

なんで「にほんごで」言った?!



というわけでついてこい、というジェスチャー、するとついてきたぞ、よしよし、そのままカモン。駅まで一緒に行ってあげよう。おどろくべきことにその間

台湾



という1語しか通じなかった。いや、よく独りで旅行できるね、それ。お互い何か喋るんだけど冗談抜きに全然通じず、もう笑うしかなくて2人でゲラゲラ笑いながら勢いだけで駅まで見送りましたけど、あの人も絶対そう思ってただろうし、台湾語で「勢いだけでなんとかなったわー」って誰かに言ってるはず。



相方がケーキ買って来てくれまして、我が家では珍しく生クリームたっぷりのいちごショートだったんですが、半分食ったところで美味しいのピークを過ぎ下降線。が、相方も同じだったらしく、見ると2人して手が止まっている。中年らしい記念日だことよ。


# by jaguarmen_99 | 2019-11-27 21:20 | 日々どーでも
Wインフル。
インフル肥立ちが悪い、という言い回しを考えたので使ってください、と周囲に言うも、こちらは全然流行る気配がありません。あれって6年ぐらい前だろか、と思ったらあった。やっててよかったエキサイトブログ(広告)!

実は沖縄は夏になるとインフルが流行るのがここんとこの定番でして、8月のアタマに上京してたんですが、帰ってきて1日でインフルエンザにかかりました。インフル潜伏期間は1、2日だそうですから島での感染が明らか過ぎておくゆかしさが欲しいぐらい。とはいえ飛沫感染とは考えづらく、何かに触れたことによる経口感染なのでしょう。朝のどが痛い、と思ったら夕刻にはちょっとキツイ。体温計を出すも電池切れでした。そこへこれまた出張中だった相方くんが帰ってきました。翌朝かなりキツイにレベルアップ。連休直前でしたので相方くん付き添いで病院に行くことにしました。隔離部屋でインフル認定をくらう。熱は8度7分。そんな高熱だと知らなかった当人、動かぬ証拠とデータをつきつけられ現金なことにクラクラしてきます。少し私は素直なので撒き散らしたヤツ、殺してやる!と思いました。イナビルという吸入式の薬を用意され、外出しないで静養をと言われました。
知人に伝えたところ『うつるヤツが悪い』という元医療関係らしいお答え。欲しいのは漢気ではなく、ねぎらい。さあ、次いってみよう!

相方くんがすぐに体温計の電池と、他食料の買い出しに行ってくれましたが「早く行っておかないと自分もちょっと危ない感じがする」という不穏なセリフ。翌日相方くん発熱。ただの風邪かもとゴネるのですが、ぐったりしています。インフルほぼ確定なので休日ですが救急窓口のある病院に連れて行くことに。1人で行けるから、と言うのですがいつもと様子が違いますし、インフルならこの後さらにピークが来るはずです。とはいえ少し下がったものの私も前日にインフル認定で7度4分の熱。本来であれば外出不可です。2日前に撒き散らしたヤツを殺すとうそぶいた舌の根も乾かぬうちに、撒き散らし加害者に昇格決定。ミイラ取りからミイラへ。だいじょうぶ、前に進んでいるはず!(おかしいのはきっと熱のせいです)

うつるヤツが悪い


友よ、教義(ドクトリン)をありがとう!というか、すがるしかない!このうすっぺらいマスクと隔離ついたてがどれだけ防いでくれるのかは分からないが、いや理屈は十二分にわかってるけど家族を放置できるかいな。事実待合のあいだにぐったりしてしまった相方くん。自分もしんどい、でもついて来といてよかったと思いましたもん。私にうつしてくれた感染元も、こうなると許すしかないという強制改宗だ!いや…えーと、相方くんにはスミマセンでした!

しかし、ちょっとした風邪ていどならいままでも2人同時なんてことはあったのですが、これだけハードなものをデュエットアンサンブルはシャレにならないほどキツく、食料の調達もままならない。私、飲み食いすらキツイ。しかしイナビルすげえな、相方翌日からトムヤンクンヌードルとか辛ソース入れてバリバリ食ってんだけど。私、案の定副鼻腔炎も併発してここまで出るかっていうぐらいタンと膿を吐き出しましたよ。ポカリがぶ飲み。
そして、熱が下がった日の翌日・翌々日まで自宅静養にあてる、がインフルルールるるる。薬のせいか体の叫びか、ヒマさえあれば寝るるる繰り返し。が、中年の身の上で高熱出すと、回復がいかんせん遅い。先週ぐらいからやっと平常営業って感じです。インフル肥立ち悪いわー。
# by jaguarmen_99 | 2019-09-02 17:09 | 日々どーでも
人ひとりにも大変な精神力と労力が必要なのだ。
過日も申し上げましたが、人をひとり見送りましてこれは私には初めての経験でしたので。寄り添う日々はむろん、送り出す日々もまた私には初めてのことばかりです。もちろん順当にいけば私よりも老いた親が先なので、本を読んだりあるていどは想像もしていたのですが、じっさいとなると予想するよりはるかに煩雑です。
身構えていた葬儀などの式典は、葬儀社の方が上手にエスコートしてくれるので無知でも全然大丈夫。ところが式とは別な部分がけっこう大忙しで、あっという間に知らない分野での仕事が山積みになってきます。だから思うんだけど近い身内ですら職場の忌引きが最長7日ってかなり厳しくないか?

今回の私みたいに心の整理がつく別ればかりじゃないはずで、見送るのが親ならまだしもこれが自分のパートナーとかだったら私、とてもじゃないけど一週間で平常営業なんて絶対無理ムリ!14日間が妥当だと思う。
すでに体験済みという方も多いでしょうが、前述したようにこんなオツムが非常な状態のうえで手続きが目白押し。涙をぬぐいつつ市役所に行って喧騒のなか順番を待つとかなかなかシュール。ネットや本で確認できる段取りはあくまでシンプルな目標値形であって、たとえばまず故人の戸籍を閉じるにあたって住んでる場所での手続きまではシュールながらもこれでヨシ、しかし同時にほか手続きのため住民票謄本や死亡届などを必要数を考えて取ることになり、さらにここで故人の本籍が全然違う場所にありマース!とかだと → 慌てて郵便局へ行って為替買って速達で投函して取り寄せなくちゃ、といったふうで to do 連鎖がもうモグラ叩き状態。 そして断言できるけど普段でもこうした事務処理は8割強のひとは見慣れないことばかりなんですよ。分からないままアレコレ用意させられる、これだけでも大きなストレスを感じるはずです。
そしてさらに盛り上がるのが銀行や郵便局の口座凍結。故人の口座が凍結するとビタっといじれなくなるんですが、これを再び動かすには恐ろしいほどの手間暇がかかるのです。関係者全員が納得してるなら良いんですが、1人でもゴネ得狙いな人が出ると、もう年単位で動かなくなること必至。
しかし葬儀(式・花・香典返しなども含む)以外にもこのシーズンにはまとまったカネが必要なシーンが連続します。読経への布施・足代・斎場への支払い・参列親族の飲食接待など含め、仮に結構節約しても100万は軽く流れていく計算…もしくは懸命にケチれば故人を侮辱すると捉える親族がいるかもしれません。さらにさらに!墓がナイの、などとなったら…もう!故人が葬式代にしてネ、なんて口座に遺してくれていても凍結されてしまっては立て替えさえただ事ではなってしまいます。本来であれば申告を行い凍結後に解凍という手順が正しいのですが、いま手元に現金を多少なりまとめ用意したい状況では倫理と法だけでは収まりがつかないことも十分あり得ます。
で、私は別件で弁護士から「ズルなんだけど正直危ないとなったら下ろすのがいちばん手っ取り早い」と聞いた経験があり+なおかつ相続者が全員その場に居て納得したので → 手分けして先に口座からカネを下ろしてもらい、その後申告して凍結、落ち着いてからゆっくり解凍作業をさせた。
またこうした事務処理とは別件ですが、故人のご交友への知らせや挨拶、これにはもちろん定型マナーみたいなのを踏襲しつつなんですが、弔問客への挨拶あたりは強烈なオトナスキルが求められるシーンで、ここもハードル高い。納骨となるとお寺や石屋の手配、さらに思う以上にかなり手間取るのが故人の遺品の片付け、とやることがなかなか消えない。やっと視界が開けてきたぞと言えるまでに早くても3週間は要したと思う。くわえて沖縄では七七忌まで初・3・5の奇数週にも弔問客があるのでこれにも応じる必要がある。とてもじゃないが絶対誰かの助力と時間がないと無理だよ、酷だよこれ。ウチですか?親族に縁がないので、いちおう口約束でお互いに、と友人には言ってますけど、今回ココロ新たにしましたよ。もし友がその辛さの真っ只中にあるのなら、人としてこんな気苦労をさせてやりたくない。
さて、酷だねという話でもうひとつ言いたいことがあるんです。あのう、あんまり大声じゃ訊けないんですけど、火葬場の点火スイッチ、あれって誰が入れます??私今回が初見なんですけど、ご家族(喪主さん)にスイッチ押させるんですよ。私もその刹那、死刑執行場ってたしか3つボタンがあるんだっけ、ホニャラララなどと雑学が脳裏に湧いてまいりまして、でも故人を送ってやるのは近しい身内のほうが良いよね、と思い直したんです。ところが今回の告別式は内地からもご親族がいらしてたんで『あれはいくらなんでも酷だろう!?』というご意見がありまして。まて、私が思い直したのはなんだったんだ。アレ??もしかして沖縄だけなの???
で、相方に訊いたら義弟のときはウェーイ!と相方がスイッチオン!したらしいし(コイツ絶対私のときも躊躇しないな)ほかにも聞いたらやっぱり父のを押したという方が居たんですが、昔のせいかもだが自分は業者が押してたという方も1名。いったいどうなってるんでしょう?

僧侶です

えええっ!3つボタンとかもあるの?!それ、ちょっとこじらせてね!?(感情はどうあれ死者と道を違えるのは必然なのに、これだと悪いことみたいでは?)



# by jaguarmen_99 | 2019-06-30 21:39 | 日々どーでも
【三びきのやぎがらがらどん】を読みました。
【三びきのやぎがらがらどん】 を読みました。
絵本です。友人に読めと言われたからです。なのですぐネットでさらって読みました。youtube にもあります。



あらすじ:
「あっちの山で草食って太ろうぜ!ウェーイ!」
がらがらどん、という同じ名前の小中大のヤギが橋を渡ろうとしたら橋下のトロールに食うぞ、と絡まれますた。次に来るやつのほうが大きいよん、と小・中を順に見逃したトロール、さいごに現れた自分よりデカイ大ヤギに『角で目をえぐって八つ裂きにしてやる』と脅された‥んじゃなくて問答無用で凶行発生、是非もなく消えるトロールさようなら。3匹は橋を渡って草を食って太りましたとさ。チョキン、パチン、ストン。(※1)

画像もさらってみました。なかに『バーナード嬢いわく』の一コマ三びきのやぎのがらがらどんの特異性 あるいは野蛮な民話の多様性

圧倒的な暴力

まさにそれだ、と私も感じましたので友人にその旨伝えたところ、教訓が含まれているのだ、と声を荒げるのです。

私「教訓??……”間抜けは死ぬ?”」友「違う!この本は勧善懲悪だ!」

へっ?勧善懲悪??? 

えっ…じゃあ、どちらかと言えば悪ってヤギだよね? → 友「先に食うと言ったトロールが悪いんだから、トロールが悪に決まってる。ネットで見たぐらいで読んだ気になんなや。」

→ それはトロールは大抵悪役という色眼鏡ではないのか?と思いましたんで、行間と印象・質感を読み取るべくじっさいに本を手にとって読んでみたわけです。

ぱらり ぱらりん かみをめくると
あいかたがいいました。

ヤギ、初犯じゃねぇなー。

それな!!犯って言っちゃってますんで我々もまたすでに色眼鏡でしょうか。「なに、ぼくですよ」などと小ヤギが軽口叩いてるあたりもうさんくさいし、出会い頭から勝負は決しているだろうに、あまつさえ目まで串刺しにする大ヤギの力の誇示。エンディングの「まだふとっているはず」からも3びきが当たり屋くさいチームプレーを繰り返しているらしいことがうかがえます。そう思うともう、ヤギの顔からして狡猾さが漂う。もしこの話から教訓など得られるとしたら「上には上がいる「トロールは欲さえかかずに中食って腹八分にしとけば良かった」もしくは「知恵とパワーで弱肉強食ヤギの勝ち」でしょうか。勧善懲悪だと言われて読み返してもやっぱりヤギの過剰防衛感まったなし。受け止め方とは色々あるもんでして、絶対正義があると信じた子供のころならまだしも、ヤギこそ正義執行者だと先入観を与えられてなお、いまの私はトロールが悪い!と割り切れない。むしろ大ヤギと仲違いしてひどい目にあう小中ヤギの物語見たい。

しかしまぁ。この論点じたいがおそらく間違いでこの物語じたいは勧善懲悪でもなんでもなくて単にしたたか者のお話=元来教訓などないの気がします。オチがないのは欧州の童話などによくあるパターンな気がしますし、日本の昔話でもバッドエンドやオープンエンドでも散見できます。人生訓でも含まれているとおっしゃるのなら「舌切り雀」の残酷さとか、なんで善の象徴たる爺さんがあんな性格悪い嫁迎えたんだろう、とかそれこそヤギや狐のように「小賢く」なれそう。物語ってそんなに学ぶものあるのか?物語には色しかなくて、受け手の教養が学びを写し出すのだとしたら?
思いつく非の打ち所のない物語なんて「かさじぞう」善行=一攫千金ストーリーぐらいしか無いと思うんだけどなー?

あらすじ:

どうせ売れなかった傘は帰りに地蔵にあげた、年越しの飯代稼げなかったYOゴメンゴメンゴ、という聖-セイント-爺さんに「それは良いことをなさいましたね」と文句ひとつ言わない聖婆さんの家に沈黙の地蔵軍団が夜襲をかける!礼は…倍返しだ!

※1 チョキン…(略) 最後エンディングにむすびの言葉として出てきます。めでたしめでたし、とかとっぴんぱらりのぷう、みたいな音遊びだと思われます。


# by jaguarmen_99 | 2019-06-26 15:42 | 世界遺産的マンガ&BOOKS