15分強! 全員参加の壮大な『卒業式の歌』って? | Excite エキサイト
ここに紹介されている「卒業式の歌」なる曲は残念ながら知らないのだけれど、私も実は中学校の卒業式で
フルコーラスで15分強の特別な曲を卒業生がわざわざ憶えて合唱を強要されるという経験があって→それは「当校の伝統」という
色々な不都合を包み込むオブラートにまかれていたが、こんなことやってるトコが他にもあるんだ!と驚いた。しかも合唱参加者は全校生徒+保護者の皆さんとは私の経験よりも規模がデカイなこりゃ!
そりゃあ15分もの曲を無理矢理詰め込まれるのであるから、なかなか記憶から消えないのもご愛敬。いや、そうなんだけれど、私のそれには理由があるのだ。私もこの卒業式で歌った曲をいまだ口ずさむぐらい強烈な記憶である。合唱スケールでは元記事にかなわないが、渦中の「当校の伝統」とは
ドイツ語の15分強の曲を合唱するならわし
なのである。言っておきますがフツーの
公立です。
たしか「天地創造」とかいう曲名だったかと思うのですが・・・。卒業見込みの皆さんは、数ヶ月前に楽譜を渡されるわけだがちょっと分厚いソレ。歌詞はカタカナで書いてある親切設計なアレ。見たことのない発音の羅列というコレ。
口ずさめるほどに練習を繰り返したというのに、今気付くにあれえ?
歌詞の意味が全くわからないよ?
つまり私たち(当時)卒業生は、まったく触れたことすらない未知の言語=宇宙語をただ言われるがままに頭に詰め込んで見事歌いきってみたのだが練習の思い出以外何も残っていないという
恐るべし詰め込み教育!
出だしが
ディ ヒーンメルエル ツェーレン ディ イーレー ゴッデス♪
オンクトゥ ザイネル ヘンデルベルク ツァイクトゥ アンダス フィルマーメント♪
ほんとうにソラで歌えるのに、意味は「ゴッデス」全然わかりません。
ほんとうに新しい門出に向いた歌だったのかも、全くわかりません。
いい思い出だなぁ〜。思い返すも憶えたことだけしか褒めようがないではないか。