今の若いコはね、ほとんどのことを
感嘆詞「ヤヴァイ」
で片づけられる言語社会を持ってるんだヨー。
話していた知人がそうのたまったので、ああ、それはうまいことおっしゃると思わず感心。
1.「ウホッ!いい男」→
「ヤヴァイ」
2.「これ、美味しいー!」→
「ヤヴァイよ」
3.「速度が落ちると爆発するバスに乗車」→
「ヤヴァイとき」
本当だ!あなどれません。ヤヴァイぐらいみごとに片づいた!
えてしてこういう世代間の言語差というものは一番身近ゆえやはり気になるわけでして、まあ私の世代とて先代に色々言われていたのだろうと想像がつくのですが、ナウでヤングな皆さんの言語社会は時に新鮮な驚きと諦めを与えてくれたりいたします。
さて、私は昼食に日本蕎麦をたぐろうと蕎麦屋ののれんをくぐりますと、いかにも
EGGの愛読者さんという趣のケップルと隣り合わせになりました。
きっといかにもな会話が飛び出すに違いない!
いかにもギャルの登場に私の胸は高鳴りました。
すると彼女はおもむろに、そしてはっきりとした口調でこう言いました。
『あっし(わたし)、肉そば。』
驚きました!いや、その、そんなメニューあるんですか?!(メニュー見直し)あっほんとだ!あった!
蕎麦屋で喰える肉なんて鴨南の合鴨ぐらいのもんだと思ってましたが、さすが若者はリベラルです。
肉だけでもいいよ、と言いそうなその風貌からは想像しづらいそのセリフに少々肩すかしをくらいましたが、
しかしやはり若者!
ギャルはさらに驚愕のひとことを付け加えたのです。
「おなかと背中がくっつきそうだよ!」
うわあ!
これ口頭で言う成人生まれて初めてみた!
間違いなく若者はあなどれないようなのです。
<参考>
・
おなかがへるうた