マンネリ飽きたらマンガネタ
カテゴライズ「マンガちゃん」。何故かというとマンガに近い。
ゑびす屋さんのネタ引き出しに入ってもおかしくない。同じような物語が映画になったりしているしで、まさに「マンガのような」話なのかもしれない。。

自分は中学くらいの頃にある女性に包丁を向けられた経験が有るのですが、この女性が実父の再婚相手なのですね。つまり戸籍上は義母にあたるものとみる。マイりました。

実直かつ誠実な銀行員だった実父にはたった一つだけ趣味が有って、地元の日本民謡のサークルみたいなものに入っていた。そこで活動後10年ぐらい経過した後か?女性Aと出会って交際が始まる。このAがのちの包丁サマなのであるが、とにかくスゴイ。自身もダンナと上手くいっていなかったのか。あっという間に実父とくっついたと思うと「わざわざ自分の存在をアピールするタイプ」だったらしく毎日30〜50回はウチに電話をよこすので有る。現在のような自己防衛を持たない時代の事だ。黒電話が鳴ると受話器を取って挨拶するのはもちろん実父とは限らない。自分でもあり、6つ年上の姉でもあり、実母でも有った。「もしもし」Aは電話に出るのが実父ではないと知ると即座に電話を切る。そして10秒後に同じように電話をかけてくる。彼女の電話攻撃にマイったのは彼女のライバルとなる実母だけではなかった。全員を巻き込んだのだ。

少々気が幼い実母は当初、AのダンナZに電話をかけては、Aの不埒な振る舞いをたしなめるよう進言していた。もう、お気づきだと思う。
そのうち実母とZはくっついたのである。

要はウチの親と、とある夫婦がスワップ。
小学6年生の時だった。

アホか!

関係者各位とやらの中で、たった一人、未成年かつ独立していなかった自分。
自分の人生はこの珍事に大きく振り回された。これだけの事があれば、大学なんぞ行ける気持ちにすら、ならないだろう。家を出ることだけが自分の目標になってしまった。

今はいいオトナになって彼らの気持ちがワカルとしても
あのとき生まれた感情は生のままの温度を保っている。
好きになれるワケがない。それなのに

親子を強要される時、自分はどうしたら良いんだろ。

実母は家を出て、確かにZと一緒にメシを食わせてくれたけど。
ある日の「愛情」のアルバム作りの夕食の支度のさなか、通帳の印鑑をよこせと言って乗り込んできた義母。まな板の上から包丁をつかんだと思うと警察へ電話しようとした実母を見て、後の義母は電話線を持った包丁でまっぷたつに切った。

エゴの塊だ、そう思うのに。
何でいま親子を気取って人の道とやらを説く?
そんなもん、自分に理解しろなんて、おカド違いだと思わないのかな。

が、とりあえず。別に大学なんぞは行かなくても平気だったなぁ。自分の場合。
だからバカの壁越えてないのかもしれないけど。
[PR]
by jaguarmen_99 | 2004-12-03 14:00 | 世界遺産的マンガ&BOOKS | Comments(7)
Commented by acoyo at 2004-12-03 01:25
西原の話を読むと大笑いしてしまうんだけど、実はすごい話ばっかだ。読み終わった後にずしずし来る。あんな風に自分の昔を話せる日がくればいいなあと思い、修行を積んでるつもりですが、まだまだだなあと。
何か、ふとこれを読んで、西原を思い出した。これって失礼かなあ? 失礼だったらごめんな。
ほんで、そんなだから、jaquarmenさんはとーっくにバカの壁なんか、余裕しゃくしゃくで越えてるじゃん。今更何をご謙遜を(藁)。 
Commented by umaco at 2004-12-03 15:20
実の親でも 幼児期体験一つで人間として信用できない思いを引き摺り続けたりしますので 不貞の義母さん相手では理解するのは大変でしょうね
バカの壁はその人の前に立ちはだかっているのでしょう
Commented by せぶん☆ at 2004-12-03 20:20 x
そう言うものって、結局は自分一人で背負っていかなければならないものだけど、時々その重さに耐えられそうもない気がする時があるよね?
記憶ってものは消せないかもしれないけど、自分の中で封印するしか無いのかもね?
ま、それが出来たら苦労なんて無いですが。。。。
Commented by megellanica at 2004-12-03 20:55
なんと云っていいやらワカラナイですが、ココに書くことが
出来たってことは、ご自分の中で、ある程度の整理(?)は
付いているんでしょうか。
確かに「マンガ」なら、脚色つけて“哀しくもオカシイ”
モノガタリに出来そうですが・・・
実は小4の頃、友達に似た話を相談されたことがあり、
それも包丁がらみでした。
誰にも云わんといてなと念を押され、今でもその話と
当時の友達の、困惑した顔が心の片隅にあります。
ともあれ、先の記事でのレスへの不用意コメントを
申し訳なく思いますです・・・m(_ _;)m
Commented by kotohogu at 2004-12-03 23:52
「嫌な思い出」とか「キライ」ってものとちゃんと向かい合えるってことだけで色んなもん超えてると思います。私もそうありたいですが、忘れることで解決している気がしてならないです。見ないフリすることの楽さに逃げているのかもしれません。
Commented by jaguarmen_99 at 2004-12-06 09:54
>acoyoさま
サイバラは自分も楽しく読みました(笑) 彼女は壮絶ですねぇ(笑)家族もスゴイし(笑)。
>umacoさま
マンガ「ホムンクルス」にちょうど良い記述が有ったのですが、理屈では別に構わないと思っていても傷ついた時の温度というのはそのまま生きていると実感しています。嫌な事をされれば相手を嫌うのが当然なのですが、そこに「親だから」とかいろいろ理屈をつけては冷静に薄情な自分を責めてしまう理不尽。ここが壁なのかとも思います。
自分の親は単なる幼い人間で有って、今オトナの自分から見ても近くにいたいとは思わないだろう、と切り捨てられるようになったのはごく最近でした。恐ろしいのは「それでも家族なんだよ?!」と自分の幸福の価値観を「言葉として」疑わない方が多くいらっしゃるという事です。
Commented by jaguarmen_99 at 2004-12-06 09:54
>megellanicaさま
いやいや、ちがうんですよー、これ笑ってもらおうと思って書いたんですよ(笑)マジで(笑)。逆にこうして思い返すに、刃物を手にする情熱(パッションと呼んどこ)っていかほどのものなのかと感心したりもして(笑)。色恋にまつわるそういう感情の高みってなかなか想像がつきづらいじゃないですかー。こりゃもう、マンガにならんかなと(笑)スミマセン、自分が不用意でしたかー(×_×)ウヒヒ。
>kotohoguさま
無視して良いことが殆どだと思います。全てのものを引き出しから出して整頓する必要は無い筈です。そうしなくてはと自分を責めるのは「物事に誠実にあたらなくてはならない、全力であたらなくてはならない」という枷なのかも知れません。しかしこの枷は自分で得た場合とそうじゃない場合がある。マグロじゃないんだからいつでも動いてるワケじゃないのがあたりまえですよ^^。そうした「一般の公式」から外れた価値に気づいた時に少しだけ勇気が必要になるのかも知れませんね。
<< JAPAN舞踊 ひとを嫌うということ >>