マカロニ!考。
Kindleさん、ときんどーちゃんに言わせたいがために年末【マカロニほうれん荘】をさらってたんですが、私は小学生でこの単行本の1巻を買ってもらったときに何度でも笑える!という初めての体験をしたのです。もちろん子供ってテンション高め設定ですけどネ。

だからオトナの今も【マカロニほうれん荘】って当時のように笑えるかといったらそうじゃないんですが、今読んでも全盛期の部分はひとつも力を抜いてない気力が感じられる。このスピード感も当時のマンガらしさだとは思います。2コマ目の「キャーッ!」も時代なりの差しゴマだと思いますが

b0046213_21163719.jpg


この(矢印)表情!いちいちここまで描く必要無いんですが、これをわざわざ描いちゃうところが鴨川つばめって天才だな!と思う!!003.gif
現代からすればムダゴマそのものですが、主人公:そうじ君のツッコミを確実にするためのこのコマ。そしてこのムダゴマにここまで描き込むこたあるめぇ?というほどの表現力。これでこの悪ふざけが完結する、という姿勢は(後半微妙だけど)一応は【マカロニほうれん荘】を通して最後まで通じてるんですよねぇ・・。

今でもそうですがギャグマンガって時勢に乗っ取った流行語なんかを含めながら笑いを取るタイプと、純粋な笑いを提供するタイプがあって【マカロニほうれん荘】は後者だと思います。この作品も当時流行の歌手などを登場させているけれどそれもたぶん中期だけ。基本はオリジナルのドタバタです。彼のライバルとうたわれた江口寿史も私は大好きでしたが、オトナになってから「すすめ!パイレーツ!」を全巻揃えてみるもこちらは同じくもうオトナは笑わないものでしたが、やはり時代の雰囲気が伴わないから【マカロニほうれん荘】見るよりずっとテンションが低くなるんです(私は”馬留丹”がライバルのいる千葉に降り立って、というシーンは幼い頃死ぬほど笑ったはずなのですが)。オリジナルの笑いが光る【マカロニほうれん荘】は時代を超えても損なう部分がひどく少ない別格の傑作のように感じます。
[PR]
by jaguarmen_99 | 2013-01-13 14:41 | 世界遺産的マンガ&BOOKS | Comments(0)
<< 今週のスーパーなヒーローたちタイム。 Kindleさん(@Fire ... >>