麻酔に弱いんだ、とことあるごとにお話さしあげております。麻酔
がじゃなくて麻酔
にです。言ってるそばから麻酔かけることになりました。
ちょっとデキモノができたんで、すごく小さいんですけどコレを取ってくださいと随分前に皮膚科にお願いしてたんです。さすがに外科手術をノー麻酔はキツイよね?!
この先生、すごく優しい先生で麻酔の件を話すと様子見ながらやろうね、ということになりました。
先生: 1度目。「チクっとしますよー?…どうですか?動悸とかします?」
いえ、平気です。
先生:「これ、感じます?」
いえ、ほとんど感じません。
先生:2度目。「
うわぁ…そうですか。ほっほっほ(笑)。念のためにもう少しだけ入れましょうね。痛いのここだけですからねー。」
というわけで10分で術式完了です。
先生:「気分はどうですか?」
すこしフワフワしますけど大丈夫です。
先生:「はっはぁ〜…これはホントですねぇ。」
あんまり先生が感心しておられるので、聞いてみたくなりました。
先生、麻酔、どのぐらい使ったんでしょう?
先生:「いや〜、じつは
通常の半分も使っていません。気分的なこともあるから私も正直半信半疑なとこあったんですが…。1度目は1/3ぐらいしか使ってません。私が不安なんでちょっと足しましたけど、最初の感じだと、もしかしたら1/3でもやれたかもしれませんねぇ。おそらく麻酔に過敏性があるのでしょう。」
半分未満?!弱い、ってこんなに差があるんだぁ
さらに後で少し吐き気もしたぞ。弱い子認定。立派なもんだ。いえね、私1度だけ20歳位のときに全身麻酔したことがあるんです。その時は何でも無かったんですが、麻酔にテキメンに弱くなった(というより薬全般にすごく弱い=効きが強過ぎる)のは化学調味料に過剰反応し始めた頃からでしょうか。体質がすっかり変わってしまいました。私の場合、1/3以上1/2未満、が目安となるとすれば、これはさすがに注意が必要。私の知る限りまず尋ねてくれる病院は半分ぐらい、さらに様子を見ながら、と言って時間を割いてくれる病院は1割無い。だったら先手で勇気を出しての自己申告をしたほうがいい。 私、
胃カメラの時も問診で
指先の局所麻酔でじつは卒倒しかけた件を話したら
えぇっ?!
という脊髄反射的反応を頂戴しました。 たぶん業界的に麻酔に弱い、ということは麻酔が効かない人よりもマイノリティなのでしょう。事前に聞かれずにヤヴァイ、麻酔されそうな流れだ!思ったら医者の作業を遮ってでも「待って!麻酔に弱いんです!」と宣言したほうが良いと思われます。
※追記:
その後手術を抱えた
初めての入院をしたりして全身麻酔もしました