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台風22号が去って行く。
沖縄本島、ひさかたぶりの台風直撃です。昨日深夜から強い風に落ち着いて眠れず、10時過ぎにMAX。昼前にふと落ち着いて、台風の目に入ったかと思うとこれが意外に長く13時頃から吹き返し。現在16時前。だいぶ落着いてきました。沖縄本島では今日昼に最接近、という予報でしたが最接近=最高荒れる、ではありません。

友人から生きてるかとメッセージを頂戴しましたが、工事現場のタワークレーンが頭ぶんぶん振ってまして、今のところは平気、としかいいようがありません。いや、科学的に倒れるはずはないんでしょうけれど、なってみると一般市民って「強風時のタワークレーン像」なんてニッチなシーン知るワケないじゃないですか。

すっかりと田舎者となった私は台風ってピンポイントな現象だよね、と思っているんですが、以前上京した帰りに台風の接近が重なったおり、周囲が異常なほどナーバスで驚きました。もちろん慣れているからといって油断はしませんが。沖縄が台風銀座( <<< これも古いなぁ)と呼ばれる理由は2つ、台風が生まれるからではありません。

1. 台風の通過数が他地域より多い
2. 台風は大抵沖縄辺りで思春期を迎えるのでとりあえず大変強くなる

は特に重要で本州に行く頃には普通に台風は成長して落ち着いた青年になりやすい。同じ台風でもアナタと会う時には結構落ち着いてる、とご想像ください。

さて、そんなふうに低気圧が台風になるという全然甘酸っぱく無い思春期を見つめる我らの島なので昨今はマンションでも家作っても雨戸が着かなくて、いくら強度が上がってますと言われてもコワイ…としか言いようが無い世代もまだまだたくさん。

そんななか、胸を張るほど台風が来ても、じつは台風の目を通るのってかなり確率が低いんですよ。台風には目があって、そこを通ると凪ぐ、だがそのあと!なんて図鑑で読んだ事が有る方もいるのでは?でも殆どの方は体験したことがないはず。ドーナツの輪に入るか否か、ちょっとズレただけであり得ない。
前述したように私が台風はピンポイント現象だと理解しているのにはそれもあって、台風の目をまるっと通過する、つまり進行線上に自分たちがいるのってそうそう無くて、実際に体験してみると、それは教養として理解していても不気味ですらある。本当にピタッ!と止まるんですよ。今回は晴れ間すら有りました。

しかし沖縄は台風そのもの、の怖さですが内地は前線がある事で思わぬ降雨が。私は既にこの感覚を失っていて、気をつけて、としか言いようがない。後ろに山があるとかね、ホント避難を思い立つ人はぜひぜひ躊躇の無いように!
by jaguarmen_99 | 2017-10-28 16:19 | 日々どーでも
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