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兵法とは教訓として活かされる
そりゃもう君フツーに見える人のほうが変わってんだよ。

東京の友人が電話をよこしてくれたので、久しぶりに話し込んでしまった。この友人は某服飾専門学校時代の仲間の1人であり、ああいう学校の生徒なんていうもんは身だしなみは人並みいじょうにクールにととのえねばならぬわけで、それこそ生徒が集団で歩いていると変な正体不明の威圧感があったりするわけだが、頭の先から爪の先までゴルチエでそろえた輩も中身は情にあつい田舎者だったりするギャップ萌え。チャラついていたが芯の強い仲間ばかりだった。我々にとっては見た目っていうのは大切な自己表現だととらえているので、今も人をみる大事なファクターに数えられているのだ。

そこで冒頭のフツーに見える人である。

さて、友人のバイト先に休憩時間になるとサラリーマンが使える孫子の兵法みたいな本を熱読なさっている先達がおられるそうでなぜそんなものを読むのか?と友人が尋ねると

「自分はちょっと人づきあいが苦手だから、これを読んで勝者となりたい。」

とのこと。(゚Д゚;)そっそうですか。するとこの人、上司に呼ばれても無視してみたりするらしく友人が「××さん、呼ばれてますよ!なんで無視してるんですか。」と問いただすと

「心理作戦ですよ。本の通りです。」


この時点で負けてるように見えるのは私の目が曇っているのだろう。このとおり孫子の兵法があれば恋愛だって自由自在と思われる。ごいっしょにカーネギーもどうぞ、などと皮肉を言ってはいけない。先達の遺した教訓をあますところなく活かす。それが未来を紡ぐということなのである。

最後3行ぐらいはなーんにも考えないで書いてるよ。ドス黒いワシは心の中にいくつかの定型文を持っている、なんてことはあるはずもないよ。
by jaguarmen_99 | 2007-01-05 14:55 | 日々どーでも
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