たとえば。
「タレントのAは自分の知り合いだよ」
とか言う。これを心理学の世界では
栄光浴と呼ぶそうで、結論から言えば当人はその知り合いとやらがいる自分はスゴイだろう?と言いたい心理らしいのですが、こういうヒトに会うたびに心優しい私は
「へー、あっそ」
と瞬時に正直に返してしまうので、この栄光浴が激しい方は結論から言って私の交友に残らない。
「自分の娘はタレントのAの娘と友達だ」
というのもあった。娘の友達の母親はBっていう沖縄のバンドの人の奥さんでさぁ、ときたもんだ。Bは知ってるけど、この人の言いたい関係って自分にもアンタにも
アカの他人じゃないですか?
と感じるのだが、当人にはそうでもないらしい。
そして恐らくこれも
栄光浴の一種と思われるが、私は人生で二度
自分の知り合いには弁護士がいる
と言った人を見た。弁護士ってそんなにエライんかい?エライとは思うけど、その「知り合い」の稚拙なトラブルに無償で暮らしのヒントを与えてくれるほどヒマなんだろうか?そしてこの二件に共通していえるのは、いずれも
少なくとも自分では面と向かって喧嘩をしようとしないのである。片方にいたっては自分には弁護士の知り合いがいるから、やっちまいましょう!とたきつけてくれた。その元になる倫理観すら怪しいのだが。自分はやる気がないですよ、と告げると今度は私を批判してみせる。こういう人、けっこういるんだよな、と今日思い出すことがあったのでした。
<参考>
・
弁護士無料相談
・
弁護士費用の相場←業務の難易度が高い割に意外と低いな?と感じました。