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サイバラのダンナ、という呼び名だが。
<訃報>鴨志田穣さん42歳=フリーカメラマン、ライター

うーむ。私自身はとにかく体を張っているサイバラ氏が好きなのであってサイバラ氏に関わる人々にはまるで興味がなかったので、ここに法的には「元」御主人の訃報があっても、ああ、サイバラ女史のダンナか、という認識でしかないのだけれど。どうも調べてみるうちに昨年の後半には3年前に別れた亭主と内々に復縁していたらしく、たぶん病気のことを知っていたのだろうなぁ、という気がした。

私自身は確かにサイバラ氏のデビュー作を目の当たりにし、それで特にファンになったというわけではない曖昧さで、「恨ミシュラン」や「鳥頭紀行」を面白く読んだ折にああ!アノ漫画家か!とやっと線が繋がって好きになった。浅い愛だ。

鳥頭紀行にははからずも彼女とその亭主との出会いが描かれていて、サイバラとは漫画から読み取るにそこまで愛の深い人物とは思ってもいなかったのだが。そうか、彼、亡くなったのですか。

亡くなった御主人(経緯とお二人に敬意を表して)も厄年だよねぇ。サイバラさんって波瀾万丈な生き様なんで、私からすれば本当に穏やかな幸福を得るのかな、と疑っていたところもあったのだが、きっとそうなんだろうと思う。もちろんこれで一稼ぎなさるであろう女史も想像がつくのだけれど(苦笑)。

NHKにサイバラが出演していたのを一度だけ観た。

いろんなことが、何だか中村玉緒みたい。彼女も勝新が亡くなる前、積極的にテレビに出たって言っていた。2人の関係って2人にしかわからない。それがきっと最善の選択だったのだと想う。身につまされる。
by jaguarmen_99 | 2007-03-21 22:53 | 日々どーでも
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