今年のはじめごろ、相方くんはコッテリ肥満を確実なものをしていました。
半生をふりかえり、運動という運動をしたためしがない人物です。
私と違って酒もタバコもやらぬ(私は酒飲みの元喫煙者)という大変生真面目な人物でもありますが、
ダイエットにだけは真剣味がまったくありません。しかし臨界点を超えたのか。
「晩ご飯ナベ。これからは晩ご飯はナベにしよう。」
と言い出しました。ナベを喰らってゴハン(米)は喰わぬ、というのです。週末は好みに応じるところも多かったのですがほぼ半年、この生活を続けてきました。野菜や魚、肉を好みに応じてぶち込むだけ。カンタンでヘルスィ〜です。また私も多忙な時期があり、そんなとき全く料理ができない相方にも用意ができるとあって鍋の恩恵は多大でした。しかし案外とバリエーションが少ないのも鍋料理であり、毎日味なんか変えたりしたらやたらコスト高。そして相方にまかせておいたところダシもなくただ水に材料をたっ込むだけ、というかたくなに
素材の味を活かした調理の日々。塩味すらついてない。つけダレで変化をつけるしかなく、私もながらく辛抱してきましたが、ある日私はこの
毎日エサみたいなものを詰め込む日々が異常に嫌になったのです。もう限界だ!暑くなってきたから、そんな時事的な理由もあるとは思うんですが耐えること半年ですよ、半年!ブチキレ気味の僕が思い浮かんだ罵声は
縄文人じゃねんだよ!
だいたいダシもとらねーのかよ!ヽ(`Д´)ノ
毎日毎日毎日毎日毎日ずーっと同じじゃねーかよ!!!(;Д; )(せいぜい入る魚が違うぐらい。料理をしないひとっていうのは、ここらの工夫のネジが足りないらしいのだ)ただ、ただ
食材を湯につっこむだけの毎日。そして一番問題なのは、相方が効果が出てるっていうから私も辛抱してたんです。確かに相方はしぼんだ。痩せたよ。良かったな!今年のはじめとは見違えたよ。でもね。ハイ!ご想像の通り。
僕がもっとしぼんでんだよね
おまけに運動しないでしぼんでる相方はやせたようには見えるけど締まってはいません。サイズダウンしたな、という痩せ方。これがおまえの目指すところだったのか?
もうイヤだ、少量でいいから時には自宅でも普通に食べたいです、そう申し上げますと相方様もいいかげん飽きていらしたらしく、いえ、何度も飽きないかと尋ねたのですが意地が邪魔をなさっていたらしくいよいよちょっと二週間ぐらい普通に食ってみるか、という
晩飯バブルを迎えています。
<参考>
・
縄文人の食事
・
貝塚
・
遮光器土偶